四国松山三越第6回信州クラフト展
8月 7, 2008 未分類 四国松山三越第6回信州クラフト展 はコメントを受け付けていません8月9日から15日まで三越松山店6階イベントサロンにて5人展をやります。是非とも御来場をお待ちしております。
いよいよ稲も出穂です。僕の陸羽132号は若干コシヒカリより早く出穂する。思いのほか順調で豊作が期待出来そう。木島平は魚沼のコシヒカリに匹敵するほど味が良い。盆地である事と豊富な雪解け水、自然な用水路には綺麗な水しか生育しない梅花藻〈バイカモ)がたなびく。
8月9日から15日まで三越松山店6階イベントサロンにて5人展をやります。是非とも御来場をお待ちしております。
いよいよ稲も出穂です。僕の陸羽132号は若干コシヒカリより早く出穂する。思いのほか順調で豊作が期待出来そう。木島平は魚沼のコシヒカリに匹敵するほど味が良い。盆地である事と豊富な雪解け水、自然な用水路には綺麗な水しか生育しない梅花藻〈バイカモ)がたなびく。
大町市の林業家荒山さんを訪ねる。代々続く林家。所有の山林は245haそのうち人工林68ha広葉樹の割合は66%と比率が高い。森を歩くと腐葉土で柔らかく、明るく、清々しい。カラマツと広葉樹の複層林。カラマツースギ・広葉樹の混交林、スギ・ヒノキー広葉樹の混交林、スギーコナラ・ミズナラの二段林と樹種も林令も多彩な林分構成で長野県下でも珍しい。最大の特色は大径木生産を行う上で、良いものを利用しつつ更新木を育てる。とにかく間伐が行き届いている。搬出用の林道も細かく張り巡らされており、歩くと心落ち着き、安らぎの得られる里山なのだ。尾根筋の高い所に樹齢350年のブナが在る。熊の爪痕が残る樹幹、風雪に耐えて今も樹勢良く、青々と葉を茂らせている。
長野県産広葉樹を利用して家具を作る。ひいては裏山の木材で家具を作る。間伐材なので幅が取れず難があるが、小物等を作り里山を守ることの手助けになればと考えている。オイル高の折ウッドマイレージからも意義のある事だと思っている。
昨日、仏壇を納品する。妻の祖母が2月に亡くなり、仏壇を新しく作ることになり、依頼される。群馬の渋川なので志賀高原越えで行く。途中、ヤナギランの群生、ニッコウキスゲ、ワタスゲ、ハクサンチドリが見られた。朝8時、気温18度涼しさを通り越して寒いぐらい。草津を抜け、吾妻峡。八ツ場ダムの建設中、異様な風景だ。利水・治水誰の為に、誰が望んで、結局いくらで完成するのか?土木工事が巨大過ぎて人間の手を離れてしまった気がする。色々とボヤキながら渋川へ。そして、無事所定の位置へ仏壇が納まる。妻の祖母もたぶん喜んでいると思う。作らせて戴きまして有難う御座いました。帰りは17号で三国峠を越え、十日町経由で家路につく。法師温泉の日帰り入浴は10時30分から13時30分までなので留意して置いて下さい。
ギターを趣味にしている方から、椅子の製作依頼。少し不恰好だが、座板の飛び出し部分にギターを置き、台に足をのせ、太ももにギターのへこみがくる感じ。要望通りのサイズで作りました。昨日、納品し、これで腕が上がると喜んで頂きました。このようにご注文に合わせて作ります。
今日も暑かった。フェーン現象絡みで玄関の温度計、午後2時40度、参った。6時28度、9時25度。玄関に置いてある紫色のツリフネソウ、半分が日に当たり、萎れかかっていた。日陰が好きな性質によるもので慌てて水遣り。半分の日陰は欅に拠るものだ。樹高10メートル、胴回り3メートルぐらいか、うっそうと葉が茂り日陰を作ってくれる。様々な野鳥がやって来て休んでいく。夕刻のひぐらしの鳴き声は実にいい。涼しげで、寂しげで、切なく、遠く夕焼け空。この1本の木が生態系を作っている。そういえば昨年、太い朽ちた枝を切ろうとして皮を剥いだところ、なんとゴキブリが50匹出てくる。驚いた。家にいるのと同じ種類で意外に思う。昔、バングラに居た時、夜ゴキブリがほんを齧るのを思い出す。人間も含め、色々な生物を養っている我が家の看板木だ。
先日、テーブルの脚を納品する。瓢箪型の特徴ある天板で座卓として永年使っていたが歳をとり、膝も痛くなってきたのでイスの生活に変えたいとの依頼。座卓の脚が洞になった栃だったのでまえに購入していたやはりケヤキの洞になった半割りを使った。チェーンソーワーク、白太(しらた)が厚く苦戦。ノミをつかい、四方反り台カンナ、丸のみも駆使し、幅を拡げるため貫をいれ、両脚をつなげて楔止め。曲面なので苦労する。鉋屑等の木屑はドラム缶一杯になった。でも、その甲斐あり、天板の個性にあった脚になり、イメージにぴったりとご夫婦共々に絶賛される。我ながら良く出来たと思っている。よかった、よかった。
20年前になるが盛岡に居たころ、タウン誌を出す事になり、劇団の取材をした事がある。ついでがあり日本民藝館に行った後、劇団青年団を訪ねる。主宰者は平田オリザさん。劇場の舞台というのは、どの様な装置が必要か?との問いに対し、頑丈な四角い単純なものでいいとの答え。極めて温和で優しい物腰だった。彼の両親も宮沢賢治のファンで童話「グスコプドリの伝記」のオリザの沼からとった様だ。オリザを名乗る僕も経歴を述べ、挨拶とした。そのタウン誌は創刊号を出してまもなく廃刊となった。カッコいいと思っていたルポライターの肩書きの名刺がかなり残った。
6月1日田植え。この上ない晴天、田植え機を押す。例の陸羽132号と紫黒米2種。のどかで平和な時間。妻は苗運び。これで今年の食糧は確保出来るとにんまり。どういうわけか午後、松之山温泉へ、棚田にきっちり田植えされているかを見に行く。あの美しかった蓑隠し田圃は、今年も減っている。ヨシが被い、松まで生えている。僕にとってこれ程悲しい事はない。生活、状況が変わっても個別の事情があっても変えてはならないもの変えてはいけない事があってもいいと思う。日本の原風景、生産力ある風土。なんとか成らない物でしょうか?
長野県の北、志賀高原のある山ノ内町。遠くに北アルプスと北信五岳(飯綱・戸隠・黒姫・妙高・斑尾)の眺望。眼下には、リンゴ・モモ・ブドウの果樹園が広がり,中野市・長野市の町並み。鉄橋を渡り、踏み切りを抜ける4両編成のロマンスカー(長野電鉄)。この風景が気に入り、三年前より住む様になりました。
家族は、一人娘と樹木医で山野草が大好きな妻、そして三歳の臆病ものの♂犬のポポです。一人娘は、大学進学のため神奈川へ、3日に引越して心なしか寂しくしている今日この頃です。昨日は雨と風が強かったですが、今日は午後からつかの間ですが、雲の切れ間から差し込む日差しは春です。梅もレンギョウも桜ももう少しです。
10日より名古屋丸栄本館8階催事場の手仕事展に出展しています。
注文家具工房オリザのホームページがリニューアルしました。
注文家具、オーダー家具、テーブル、デスク、イス、ベンチ、キャビネット、その他家具全般承ってます。
そして、「オリザの工房日記」が始まりました。
今後ともよろしくお願いします。
管理人より